小学4年生の時、無賃乗車して異国の地で迷子になった話 (後編)
◇気付いたら時刻が...
またその時、駅ホームに設置してある時計に目をやると、学校の始業開始の時刻を20分ほど過ぎていたのである.....
やべええ完全に遅刻だ。先生に絶対怒られる。
大幅な遅刻なので、担任の先生にどれだけ怒られるのか考えるだけでゲンナリしていた。
◇母親にTEL 学校と両親の間では大事になっていた
他にもやることはあった。親への連絡である。
子供ながら、親に一報入れといた方が良いということは理解していた。
ドイツ人のおばさんに携帯電話を貸してもらい、暗記していた母親の電話番号を入力し、電話した。
少年"就職を控えた男"
『あーもしもしオレだけど。』
母親
『〇〇!これから探しに行くところだったよ!あんた今どこにいるの!?』
親には、学校から自分が来てないとの連絡が入っていたようで、両親と学校は相当僕のことを心配していたらしい。誘拐等の事件に巻き込まれた可能性を危惧したのだ。
※後日談
ちなみに2個上の小学6年生だった姉は、僕の担任の先生から何か知らないか聞かれたものの
『私は無関係です!』
といつもトラブルばっかりの弟のことで呼び出され不満だったらしい(笑)
◇ー30分ほど遅刻して学校へー
ドイツの優しいおばさんはわざわざ反対方向である僕の日本人学校の最寄り駅まで同行してくれた。そして、少年だった僕の最大の不安材料だったボタンを押さないと開かない電車のドアをサラリと開けてくれた。
そして感謝を告げ、おばさんとはお別れをした。ありがとうございました!
普通に今でも感謝しています、本当にw
そして僕は5分ほどで到着するはずだった駅に、40分間ほどかけてようやく到着した。
ふあークッソ怒られんじゃんオレ!
僕は恐怖に怯えながらトボトボ学校に向かって歩いて行った。
すると、学校の少し手前に見覚えのある車が横に止まっていた。まさかの自分の親父だったw
とっくに会社に行く時間を過ぎていたが、僕のことを探していたのだ。
ここまで大事になっていたのか!とようやく実感し、親父とも別れを告げ校門をくぐった。すると、担任の先生と校長先生まで校舎の外で待ちかまえていたのだ。
担任の先生
「〇〇(自分の名前)ー!」
遠くから、僕の名前を大声で叫んだ。
その上、校長先生までいるし、僕は相当な説教が待ち構えていると思った。
◇まさかの展開
しかし、ここからの展開は自分が予想していたものではなかった。
担任と校長先生のところまで、近づいたら
まさかの熱い抱擁をされるのであった。
担任の先生
『〇〇(自分の名前)!自力で良く迷子から帰ってこれたな!」
校長先生
『周囲の助けを借りて、自分から親に連絡いれるなんてスゴイ!』
予想に反して担任と校長先生から浴びた言葉は、賞賛の嵐であった。
そして、そのまま無賃乗車したことは黙り、遅れて教室へ入って行ったのである。
(終)
小学4年生の時、無賃乗車して異国で迷子になった話 (前編)
小学4年生の時、無賃乗車して異国で迷子になった話。
これは僕が小学4年生の時の話である。当時は親の仕事の関係でドイツに引っ越したばかりでした。また、学校は日本人学校に通っていたため、ドイツ語は全く喋れない状態でした。
◇当時の僕がどんな少年だったかというと
・毎日、先生に怒られているクソガキ
・サッカー少年
でしたw
学校で良い子にはなれない不器用な性格は、この頃からなんだなと痛感(苦笑)
そんな僕の性格が災いして、ドイツという異境の地で迷子になってしまう事件がありまして、それを懺悔したいと思います!(笑)
◇ 普段は、徒歩登校の僕が無賃乗車をしたワケ
当時、僕の家から学校まで
① 徒歩20分 ← 毎日こっちで登校
② 電車で一駅 5分
という距離でした。また田舎の駅だったので無人改札なのも大きな特徴。
そこで少年Aは何を思ったのか、"歩くのダルいし電車乗っちゃえっ"って軽いノリで乗車券を購入せずに、無人改札を華麗にパスし、電車に乗車しました!これで徒歩20分のところ、5分で着くぜヤッタ!っと思っていた。
※良い子のみなさんは真似しないでください。
ハイっ。
その 少年A こそが現在の "就職を控えた男" 僕になります。
ドイツ鉄道連盟の皆様ごめんなさいっ!
しかし、普段電車に乗らない僕は重要な "あること" を知らなかった。
それは...
降車時、ボタンを押さないとドアが開かないタイプの電車だったのである!
※日本でも都会を外れるとこういう電車ありますよね?
そう、このシステムを知らなかった僕はいつもより早く学校に着くはずが、墓穴を掘ったのである。
乗車して、学校の最寄り駅に着いたものの電車のドアが開かない。。
小学4年生の僕はパニックになってしまった。やばい。"何で開かないんだー泣"
そしてそのまま、3〜4駅もパスし今まで見たことのない風景が車窓から広がる。
僕はこの土地に引っ越してきたばかりであり、ドイツ語も喋れない。
しかしこのままだと学校には辿り着けないし、そもそも降りれない!
◇ 優しいドイツのおばさんとの出会い
僕は車内の近くにいた、優しそうな小太りのおばさんドイツ人(推定50代)に助けを求めた。
小4の"就職を控えた男"
『ヤーパン(japan) シューレ(schule)』
和訳:『日本・学校』
とだけ連呼し、今乗っている電車の進路とは反対方向にある、日本人学校に行きたいんだとの趣旨をなんとか伝えようとした。
また、身振り手振りでどうしても自力ではドアを開けることができないということも主張した。
つまり、僕が日本人学校の最寄り駅に着くまでは、一緒にいてくれということを要求したのだ。
ドイツ人のおばさんは、僕の不安を感じ取ったのか、最後まで一緒にいてくれることを約束してくれた。本当に今思い返しても感謝である。大人になったいま、自分も子どもには優しくしようと思う。
そして "小4の日本人少年"と"50代のドイツ人おばさん"は電車を降りて、反対のホームに向かった。
◇ 気付いたら時刻が...
またその時、駅ホームに設置してある時計に目をやると、学校の始業開始の時刻を20分ほど過ぎていたのである.....
(続く)
ストーカーから外国人美女を助けたら、逆にストーカーになってた話 (後編)
前編はコチラから
ということで(後編)開始です!
『ストーカーから外国人美女を助けたら、
逆にストーカーになってた話』後編
就職を控えた男
『あのぉ〜。す、すみません〜おたくは何をしてるんですか?』
おじさん
『。。。っあ。。っえ。。。』
まるで不審者同士の会話だが、僕の圧勝である。おじさんは慌てた様子でそそくさと逃げって行った。
就職を控えた男
『ふんっ』
さっきまで緊張してたくせに、おじさんが秒で退散してくれたおかけで、僕は得意げな顔になっていた。
"圧倒的ドヤ顏"
(イメージ図)
外国人美女
『本当にありがとうございます(泣)』
就職を控えた男
『あーもー全然。ういっすー。いつでもこういう事があったら言ってください。』
どう考えても、トラブルが起きたら警察に言う方が得策だが、格好つけた。
そして次に最低な一言を添えるのであった。
就職を控えた男
『あのぉ〜LINEとかやってますか?』
この状況下である。
彼女にとっては本当に事件だ。
さぞかし怖かったであろう。
おじさんは、ストーカーではなく、もっとハードな性犯罪者であった可能性すらある。
その心配から解放された直後に相手をいたわるどころか、思わずナンパをしてしまった。
そして連絡先交換っ!
この出会いで恋愛関係とかになったらもうスウィート恋愛映画じゃん!?
しかし、その日から
◇約1週間後
"既読無視"
"既読無視"
"既読無視"
突きつけられる冷たい現実。スウィート恋愛映画と現実はやはり違うのである。
"LINEを返す・返さないは本人の自由である。"
僕もそれは当然理解している。当たり前だ。
しかし、心のどこかに"助けたんだしLINE返してくれてもいいじゃん"という理不尽な感情も湧き上がっていたのも事実である。そしてその後2、3回僕は既読無視で返信が来ていないにも関わらずLINEを送信してしまった。そしてそのLINEの内容もモテない男が送るようなLINEであることはまあいうまでもない。
そう気づいたら僕が
ストーカーになっていた。
追記
※実際にストーカー行為は行っていません
ストーカーから外国人美女を助けたら、逆にストーカーになってた話 (前編)
これは数年前、僕が大学2年生の時の話である。
題して、
『ストーカーから外国人美女を助けたら、
逆にストーカーになってた話』
である。
その日夜11時頃、何かの用事を済ませた私は、新宿の駅まで歩いていた。
そしてふと前を向くと、道の前方に綺麗でヨーロッパ風の外国人美女が歩いていた。
(以下イメージ図)
綺麗な人だ〜と見惚れながら歩いていたら何か違和感を覚えた。その外国人美女のすぐ後ろをピッタリと付いて歩いているおじさん(推定50代。チェックシャツ・チノパン)がいるからだ。不審に思い、そのまま僕はその外国人美女とおじさんを注視していた。そして、そのおじさんの異常な付きまとい方に、
僕は確信した。
これは女性の敵 “ストーカー” であると。
(以下イメージ図)
そして僕は、その外国人美女を性犯罪者から守るべく、おじさんをなかば押しのけるようにして、外国人美女に話しかけた。
就職を控えた男
『あのーこんばんわ。後ろのおじさんに付けられているようですけど、お知り合いですか?』
外国人美女
『えっ!いや知らないです。私付けらているのですか?助けてください!』
後に聞いたところ、日本育ちらしく、日本語は流暢な外国人だった。
しかし、ここにきておじさんをストーカーと断定するのは少し早い気がした。
本当にストーカーか?ただ帰る方向が一緒なのではないか。
自分の勘違いの可能性もある。冤罪だしたら大変な話。
疑問を覚えた僕は、外国人美女にこう提案した
就職を控えた男
『この角をあえて一度右に曲がって、もう一度道を引き返しましょう。それでも付いてきたら確信犯です。そしたら自分がおじさんに声を掛けにいきます。』
そして僕とその外国人美女で一度脇道に曲がってから引き返した。
すると、おじさんは少し距離を取りつつもやはりついてくるではないか!
(イメージ図)
外国人美女『キャー』
なんじゃコイツは!?やっぱりストーカーじゃん!
おじさんに注意しにいく決意をした。
頭の中で何て声を掛けるかをシュミレーションした。
『おい!てめえさっきから付いてきてんじゃねーぞコラァ』
これでビシッと決める予定だった。
しかし、思いとは裏腹に声に出たセリフはこうだった。
就職を控えた男
『あのぉ〜。す、すみません〜おたくは何をしてるんですか?』
どちらが不審者なのかハッキリとしない位であった。
(続く)
ドトールのトイレで、おばさんが便座を上げていた話
今回は、僕の身に起きた不思議なできごとを考察する回になります。
題して「ドトールのトイレで、おばさんが便座を上げていた話」
◇あらすじ
先日、近所のドトールカフェにフラッと寄りました。
カフェで大学のレポートを書くためです。
レポートを適当に仕上げつつ、しばらくしてから尿意を覚えた。席を立ち、トイレに向かうも、まだ使用中で、しばらく待たされることになった。ちなみにそのドトールのカフェのトイレは1つしかなく、男女も分別されていない個室タイプだった。そして、個室トイレが空いたところ、60代近いおばさんが中から出てきた。
そして、次に個室のトイレに入った瞬間に何かの違和感を覚えた。
それは便座が上がっていたことである。
・・・ん?
おばさんは目視した限り、明らかな女性であった。
男性は便座を上げるケースと下げるケース両方の可能性はある。
しかし、女性が便座を上げるケースってあるのか?
女性が使用している限りトイレの便座は一生下がったままじゃなかったけ?
◇おばさんの行動パターンを考察してみた
そこで考察してみた。
おばさんはトイレの個室で何をしていたのか?どのような行動を取っていたのか?
考えられるパターンは以下の3通りである。
おばさんは.....
- トイレを使用せずに鏡の前で化粧を整えていた。
- オカマであった。
- その他
僕のクイック考察では、①と②の可能性が非常に高く感じる。
おそらく75%の確率で①が正解であり、24%の確率で②のパターンであろう。
そして、③のその他は1%程度の低い確率なのではないか。僕はそう推論する。
しかし、このクイック考察の結果ではあまりにも現実主義者であり、ロマンがない。
◇1%の可能性を考察してみた。
そこで③その他では一体どのようなことが考えられるのか考察してみました。
1%の確率であるがゆえ、その行動は奇妙でなけらばならない。
100人中1人のみ、もしくは100回中1回しかしない行動である。
性善説の場合
- 次の客が男性であった場合を想定し、便座を上げてくれた。
- トイレ掃除をかってでた。
- 便座を上げ下げすることで筋トレをしていた。
- トイレのメカニズムを知りたかった。
- 女性のトイレ使用方法の常識を疑ってみた。
性悪説の場合
- 便座を閉めずに完全に2段階開けておくことで電気消費量を上げ、アンチ・エコ運動を展開していた。
- 自分が女性なのにも関わらず、便座を上げることで、次の使用者に精神的なプレッシャーを与えたかった。
- 便座のメーカーと製品番号を調べ、クレームをいれようとした。
- やましい動機があった。
- ここでひと暴れをしてた。
◇最後に
この考察に正解はない。そしておばさんのみがその真実を知っている。
崇高な小説や、映画と同じで
僕がどう受け止めるかが大事なのであり、
つまり僕の想像力が試されているのである。
ありがとうございました。
アメリカ・インディアンの格言に学ぶリーダーシップ
こんにちは。就職を控えた男です。
私は以前からアメリカ・インディアンの独特な価値観に興味があり、
『アメリカ・インディアンの書物より賢い言葉』を読んでみました。
そこで西洋的な考え方とは違ったリーダーシップ論を学べたと思うのでぜひシェアさせて下さい。※なお本書はリーダーシップ論に限定した指南書ではございません
1. リーダーは知識ではなく知恵を部下に与えよ
知識でなく、知恵を求めよ。知識は過去の産物だが、知恵は未来をもたらす。 ーラムビー族の格言
こころからの言葉は書物より尊い
ーミックマック族の格言
▶︎ アメリカ・インディアン流の教え方では師は弟子の問いにストレートな答えを与え ず、自らの答えに気づくように仕向けるそうだ。知識は与えずに、身をもって知恵を学ばせるのである。
▶︎学校・会社での人材育成・子育てでもこの考え方は汎用できる。 体験型の指導法が部下や子どもを一番成長させるのかもしれない。
"就職を控えた男"のコメント
んー確かに。自分自身、本好きな私も、本や人に直接教えられた知識より、経験で得た知恵の方が記憶してるし、心に刻まれているのは明らか。
2. 部下と共に歩め
私の前を歩くな、私が従うとは限らない。私の後を歩くな、私が導くとは限らない。私と共に歩け、私たちはひとつなのだから。 ーソーク族の格言
▶︎アメリカ・インディアンではひとの上にひとを作らない平等精神が根付いていた。部族の長老にも独裁は許されていなかった。村族の決め事でも"カウンシル・ファイヤー"という野外会議にて、立場や地位に制約されず、村族のみんなが討議してきた。
▶︎いかなるリーダーも、役職にとらわれず、本来の人類平等を意識し共に歩むという意識を持つべき。部下や後輩との話し合いでは、聞き合うことも忘れない。
"就職を控えた男"のコメント
下の立場の人間も、この"リーダーと共に歩む"という意識を持つべきだと思った。
3.『アメリカ・インディアンの書物より賢い言葉』おすすめ度
オススメ度 ★★★★☆ 星4/5
最低限、アメリカ・インディアンに対してポジティブな印象を持っている人が手に取るべき作品だと思います。言い換えると、一般的な指南書ではなく、あえてアメリカ・インディアンから学ぼうという姿勢を持っている方のみにオススメします。
就職を控えた大学生が『7つの習慣』を読んでみた結果!
こんにちは。"就職を控えた男"です。
タイトル:『7つの習慣』を読んでみた
※『7つの習慣』...発行部数 : 世界3000万部, 日本200万部
目次
◇7つの習慣・解説
第1の習慣 主体的である
第2の習慣 終わりを描くことから始める
第3の習慣 最優先事項を優先する
第4の習慣 Win-Win を考える
第5の習慣 まず理解に徹しそして理解される
第6の習慣 シナジーを創り出す
第7の習慣 刃を研ぐ
◇おすすめ度
◇『7つの習慣』を具体的に解説
この本では、人生を"成功"に導くためには守るべき原則があり、その原則に沿って身につけるべき習慣を7つ紹介しています。
私的成功
第1の習慣 主体的である
- 刺激と反応には間がある、刺激に対して反応を主体的に選択しよう。主体的な人は、いかなる外部からの影響に対しても、自分の価値観に基づき感情や行動を意識的にコントロールできる。
例) 反応的な人: 天気が悪い(刺激) → 気持ちがふさがる(反応)
主体的な人: 天気が悪い(刺激) → "心の中の天気を持ち"左右されない(選択)
"就職を控えた男"のコメント
本を読む前 : 就職を控え → ナイーヴな反応
本を読んだ後: 就職を控え → 就職を意識し、今を有効的にする意識を持つ。
第2の習慣 終わりを意識することから始める
自分の人生の最後を描き、念頭に置いて今日という一日を始める。そうすればあなたにとって本当に大切なことに沿って、今日の生き方を、明日の行き方を、来週の生き方を、来月の生き方を計画することができる。
『完訳 7つの習慣』 p147
極端な話、もし明日死ぬとしたら、大切な人と罵り合うことはない、ということ。
また仕事や私生活での目標(終わり)を常に意識することで、ブレずに目標に沿った行動をとることができる。
"就職を控えた男"のコメント
・描いた終わり→ ブログをマネタイズ化したい
・変化した行動→ ウイイレ2019のアプリを削除し、ブログの時間に充てる w
第3の習慣 最優先事項を優先する
この章の要点は、第Ⅱ領域に時間を使おう!ということである。
以下の優先事項マトリックスの図を見て欲しい。
優先事項マトリックス
- 第Ⅱ領域とは.....
即効性はないが、日頃から行えば私生活や仕事でポジティブな影響を及ぼすこと
- 具体的に第Ⅱ領域に当てはまる活動とは? 例)健康予防、人間関係作り、準備や計画
"就職を控えた男"のコメント
・運動はまさに第Ⅱ領域だと判断し、ジョギングを開始する。
公的成功
第4の習慣 Win-Winを考える
私たちの多くはWin or Lose (勝ちか負けか)の価値観で育ってきました。学校の相対的な評価方法では成績に順位付けがされ、必ず成績の悪い子と良い子が生まれてしまう。学校は残念ながら、協力の場ではなく、競争の場に近しい。しかし他者との関係における成功を掴みたいのであれば、一刻も早くこの概念を捨ててWin-Win (勝ちと勝ち)or No Deal (取引なし)という概念を持って生きるべきである。人生は競争の場ではなく協力の場である。そしてお互いに利益を生む選択肢がなければ、勇気を持ってNo Deal(取引なし)の選択を持たなければならない。下手に片方がLoseの状態を作った場合は遺恨などネガティヴな影響を残すからだ。
"就職を控えた男"のコメント
・相手にとってもこの選択は"勝ち"なのか?まで考えるようにしよう。
第5の習慣 まず理解に徹し、そして理解される
- まず相手を理解し、そして理解される。
- 診断する前に処方する医者をいないが、コミニケーションの場で、相手を理解せずにアドバイスしているケースは非常に多い。気付いたらアドバイスではなく、自分の経験を語っている。
- ビジネスにおいてもニーズを分析せずに良いサービスは出せない。
"就職を控えた男"のコメント
・逆説的に"自分の場合だったら〜こうするよ"という前置きしてからアドバイスをすることが大切かなと感じたよ。
第6の習慣 シナジーを創り出す
他者とシナジーを創り出すということは 1+1= 2ではなく3以上のになる状態のことである。大きな成果を生み出す、公的成功のためには、他者とシナジーを創り出すことが必須となる。そして今まで紹介した第1〜5の習慣の目的はまさにこのシナジーを生み出すことである。
他者とシナジーを創り出すための3ポイント
- 相互に自立していること(第1〜第3の習慣)
- Win-Winを考えること(第4の習慣)
- まず理解し理解されること(第五の習慣)
第7の習慣 刃を研ぐ
山の中で木をノコギリで切ろうとしている自分を想像してください。
しかし、なかなか木が切れないとします。
この時、ノコギリの刃を研ぐことが大事だよ、というのがこの章の指南になります。
つまり、今までの習慣を果たすためには、あなた自身という刃を研がないといけないのです。
あなた自身"刃を研ぐこと"で他の6つの習慣を果たせるようになる。
研ぐべきあなた自身の4つの側面
- 肉体 (身体面を鍛える)
- 精神 (価値観・意志の力など)
- 知性 (知識)
- 社会・情緒 (他者との社会性など)
"就職を控えた男"のコメント
・肉体はジョギング・筋トレを、精神は音楽・自己啓発本、知性は本や勉強、社会・情緒は積極的に外部コミュニティーに参加することで養おうと思います!
◇おすすめ度
★★★★★ 星5/5
購入して間違いのない一書と言えると思います。
内容は斬新に思う部分も含めて、全てに納得感させらました。
もはや、読んだ後にどう読者自身が実践できるかどうかがポイントだと思いました。