アメリカ・インディアンの格言に学ぶリーダーシップ
こんにちは。就職を控えた男です。
私は以前からアメリカ・インディアンの独特な価値観に興味があり、
『アメリカ・インディアンの書物より賢い言葉』を読んでみました。
そこで西洋的な考え方とは違ったリーダーシップ論を学べたと思うのでぜひシェアさせて下さい。※なお本書はリーダーシップ論に限定した指南書ではございません
1. リーダーは知識ではなく知恵を部下に与えよ
知識でなく、知恵を求めよ。知識は過去の産物だが、知恵は未来をもたらす。 ーラムビー族の格言
こころからの言葉は書物より尊い
ーミックマック族の格言
▶︎ アメリカ・インディアン流の教え方では師は弟子の問いにストレートな答えを与え ず、自らの答えに気づくように仕向けるそうだ。知識は与えずに、身をもって知恵を学ばせるのである。
▶︎学校・会社での人材育成・子育てでもこの考え方は汎用できる。 体験型の指導法が部下や子どもを一番成長させるのかもしれない。
"就職を控えた男"のコメント
んー確かに。自分自身、本好きな私も、本や人に直接教えられた知識より、経験で得た知恵の方が記憶してるし、心に刻まれているのは明らか。
2. 部下と共に歩め
私の前を歩くな、私が従うとは限らない。私の後を歩くな、私が導くとは限らない。私と共に歩け、私たちはひとつなのだから。 ーソーク族の格言
▶︎アメリカ・インディアンではひとの上にひとを作らない平等精神が根付いていた。部族の長老にも独裁は許されていなかった。村族の決め事でも"カウンシル・ファイヤー"という野外会議にて、立場や地位に制約されず、村族のみんなが討議してきた。
▶︎いかなるリーダーも、役職にとらわれず、本来の人類平等を意識し共に歩むという意識を持つべき。部下や後輩との話し合いでは、聞き合うことも忘れない。
"就職を控えた男"のコメント
下の立場の人間も、この"リーダーと共に歩む"という意識を持つべきだと思った。
3.『アメリカ・インディアンの書物より賢い言葉』おすすめ度
オススメ度 ★★★★☆ 星4/5
最低限、アメリカ・インディアンに対してポジティブな印象を持っている人が手に取るべき作品だと思います。言い換えると、一般的な指南書ではなく、あえてアメリカ・インディアンから学ぼうという姿勢を持っている方のみにオススメします。