ストーカーから外国人美女を助けたら、逆にストーカーになってた話 (後編)
前編はコチラから
ということで(後編)開始です!
『ストーカーから外国人美女を助けたら、
逆にストーカーになってた話』後編
就職を控えた男
『あのぉ〜。す、すみません〜おたくは何をしてるんですか?』
おじさん
『。。。っあ。。っえ。。。』
まるで不審者同士の会話だが、僕の圧勝である。おじさんは慌てた様子でそそくさと逃げって行った。
就職を控えた男
『ふんっ』
さっきまで緊張してたくせに、おじさんが秒で退散してくれたおかけで、僕は得意げな顔になっていた。
"圧倒的ドヤ顏"
(イメージ図)
外国人美女
『本当にありがとうございます(泣)』
就職を控えた男
『あーもー全然。ういっすー。いつでもこういう事があったら言ってください。』
どう考えても、トラブルが起きたら警察に言う方が得策だが、格好つけた。
そして次に最低な一言を添えるのであった。
就職を控えた男
『あのぉ〜LINEとかやってますか?』
この状況下である。
彼女にとっては本当に事件だ。
さぞかし怖かったであろう。
おじさんは、ストーカーではなく、もっとハードな性犯罪者であった可能性すらある。
その心配から解放された直後に相手をいたわるどころか、思わずナンパをしてしまった。
そして連絡先交換っ!
この出会いで恋愛関係とかになったらもうスウィート恋愛映画じゃん!?
しかし、その日から
◇約1週間後
"既読無視"
"既読無視"
"既読無視"
突きつけられる冷たい現実。スウィート恋愛映画と現実はやはり違うのである。
"LINEを返す・返さないは本人の自由である。"
僕もそれは当然理解している。当たり前だ。
しかし、心のどこかに"助けたんだしLINE返してくれてもいいじゃん"という理不尽な感情も湧き上がっていたのも事実である。そしてその後2、3回僕は既読無視で返信が来ていないにも関わらずLINEを送信してしまった。そしてそのLINEの内容もモテない男が送るようなLINEであることはまあいうまでもない。
そう気づいたら僕が
ストーカーになっていた。
追記
※実際にストーカー行為は行っていません